学校と国旗損壊罪2025/12/31 05:40

2025年も今日で終わる。
「笑ったり転んだり」という歌の歌詞が沁みる。

……
日に日に世界が悪くなる
気のせいかそうじゃない
そんなじゃダメだと焦ったり
生活しなきゃと座ったり

国旗損壊罪などという馬鹿げた!ことを国のリーダーが大まじめに言い出し始めた。思えば、学校の中には「馬鹿げた」ものがいっぱいあるのに、それを「ま、いいか」と見過ごしてきてしまっている。そんなことのツケがまわってきた。

映画「パリ20区僕たちのクラス」2025/12/26 14:50

日本風に言えば「荒れたクラス」。生徒達はピアスをしていたり、タトゥーを入れていたり、服装も自由奔放だ。それでも、生徒と先生のやりとりは日本の学校でもよくある光景だ。級友へのからかい、先生への反抗もあるが、授業中生徒達はよく質問したり、すすんで発言したり授業にちゃんと参加している。単純な授業妨害ではない。先生達はしくじりながら、苦悩しながらも協力しあって問題に向き合っている。うまくいってるとはいえなくても、学校とはこういうものだと思う。

成績会議に生徒代表が参加していたり、懲罰会議に保護者代表が参加していたり、日本では考えられないフランス流の「民主主義」が制度として学校運営にとりいれられているのも興味深い。学校とか教育というものについて新しい視点、視座を私達に与えてくれる。

プロコン分析2025/12/20 11:55

このプロコン分析は、国語表現の授業でファシリテーションを体験するという設定で行っている。当事者として責任をもって合意形成に参加参画する練習をすること。グループワークではシートを使い話し合いを「見える化」することの大切さも分かってもらいたい。

大人の話し合いでも対話するのは難しい。「議論」それも不毛な「議論」になってしまうことが多い。相手の立ち位置からはどう見えているのかを互いに探り理解し、自分のバイアスを自覚し調整することに私達は慣れていない。「苦手なのは慣れてないだけ」「うまくいかないのはただの練習不足」以上、座右の銘。

補足:本文の「茶髪」の合意でいえば、「実際やってみなければ分からない」問題につきあたり、それなら試行期間を設けて、その結果を受けて再協議という案も出るかも知れない。問題のありかの全体を共有できれば、合意の道筋は見えてくる。

日中不再戦友好碑4(おわり)2025/12/18 10:33

「日中不再戦」という言葉をあえて石に刻んだ人々の願いを引き継ぎたいと思います。比較的最近建立されたもの。南京大虐殺記念館に置かれたものもあります。

秋田県花岡(現大館市)に置かれた「日中不再戦友好碑」の題字を見た花岡事件の来日遺族の方が「中国から日本に戦争をしかけたことはない」と憤慨していた、というお話を故野添憲治さんから聞きました。他者の視点に立つということの大切さ難しさを感じたエピソードです。

日中不再戦友好碑32025/12/17 16:27

日中不再戦碑の多くが、戦争遂行のため多くの中国人が強制連行され、強制労働の犠牲となった歴史事実をふまえている。中国人捕虜、なかには兵士でもなく普通の農民だった人もいる。戦時中彼らの姿を目にした人も少なくなかっただろう。朝鮮人強制連行、連合国軍捕虜の虐待虐殺の事実も明らかになった。

日本兵も敗戦でソ連側に捕らわれシベリア抑留、強制労働を強いられている。国や民族を問わず同じ痛ましい戦争の歴史事実だが、充分人々に知らされないままに忘れられようとしている。

一方で中国大陸で終戦を迎えた日本兵、139万人は1947年までにほぼ復員した。中国側の協力なしには帰還できなかったはずだ。捕虜として不当な扱いを受けたという話も聞かない。不再戦友好の願いには、中国への恩義もこめられていたと思う。国、民族を問わず、国家権力による戦争の犠牲を繰り返さないと石に刻んだ決意を引き継がないといけない。