父の戦争─部隊誌を読む3 ― 2026/03/01 10:34

3月になった。父が所属した部隊は北海道、東北出身者が多い。終戦となる昭和20年、中国河南で日本を発ってから三度目の春を迎えている。故郷と比べても、おそらく穏やかな気候だったことだろう。

東風の吹いてくる山の斜面に、故郷に帰れなかった戦友の屍を埋葬する兵士の歌がのこされている。

卒業式 生徒呼名 ― 2026/03/03 12:55

卒業式の生徒呼名。予行練習で、担任の先生は生徒を一人ひとり「さん」づけで名前を呼ぶ。軍隊調に「はいっ!」と返事をして起立する生徒。ほとんど聞こえない小さな声の生徒もあれば、無言で起立する生徒もある。一人ひとりそれぞれの「返事」があり、誰も注意されるわけでもない。やりなおしさせられるわけでもない。一人ひとりが承認されている。そんな卒業式に出会ったときの衝撃が忘れられない。

授業プリントの蘊蓄 ― 2026/03/07 11:02

職員室に置いてある段ボール箱に「N国」という文字を見つけて2度見したが、これは「N国ザラ紙」という商品名で、学校でよくプリントに使う安価な用紙である。

A4コピー紙も最近はけっこう安いので、学校もA4判文化に移行してもよさそうだが、やはり生徒用机の狭さがネックになる。昨今はこれにPCやタブレットを置くのだ。ペンケースや夏はマグボトルを置く。グループワークならグループに1枚の大きなワークシートを使いたいこともある。

どこかで「生徒用机の大きさ」って検討されてますかね?

イラン攻撃と重慶爆撃 ― 2026/03/13 11:39

イラン攻撃のニュースを見ていると、今2026年だよね。トランプって、選挙で選ばれたアメリカの大統領だよね。と、なんだかキツネにつままれたような気分になる。あまりにひどすぎて、別世界の話のように思えてくる。しかし、日本のかつての重慶爆撃も実はイラン攻撃と重なるのだと、そう言われて少し調べてみると確かにこれは別世界の話ではなくて、じぶん事の話、つながっている話だと思えてくる。世界はまだまだバージョンアップが足りないのだと納得するしかない。

重慶爆撃は東京裁判でもなぜかスルーされていて、平和学習でもあまりとりあげられてない。「エア・ストライク」という映画があってAmazonプライムなどで観ることができる。映画そのものとしては?と思うが、重慶爆撃を中国側から見るのには役に立つと思う。 https://youtu.be/nrtdu0XTBJs?si=tf557ARM8OuU5vDW

読書会に参加する ― 2026/03/17 13:33

教員になりたての頃、先輩の教師に誘われ読書会に参加していた。2週間に1度くらいのペースだったと思うが、こんなふうに若い教員を誘ってくれる人がいて、1冊の本を毎回数ページずつ読み合い、日々の現場の話や職場の話をした。

本の内容が直接役に立つことはなかったとしても、そのような場があったことに、当時は随分助けられたと思っている。

それから時を経て、私を誘ってくれた先輩と、自分は同じ世代になったのに、それどころかもう定年退職してしまったのに、読書会を開いたり、若い教師を誘ったりということは、ついに自分にはできずに終わってしまった。