亡父の軍歴証明書を申請してみた2026/02/06 19:53

1年以上前から申請してみようと思っていて、戸籍謄本もそろえていたのに、そのままになっていた。岩教組の教育研究集会のときに、ひいおじいちゃんの軍歴証明書をとりよせて、夏休みの自由研究?でやってきた小学生がいたという報告があった。それでそうだったと思い出してやっと申請したのだ。行動を起こすのにきっかけは大事である。

たった1枚の書類ではあるが、父の戦争体験の解像度は格段に上がった。父の戦友会の資料から、父の所属していた隊の大隊長さんによる詳細な戦地の記録があり、今回の軍歴証明と全く一致する。 あらためて記録を読み、地図と照らし合わせる作業をしているところだ。

林京子「空き缶」授業プラン2026/02/09 11:14

林京子の「空き缶」掲載の高校国語教科書は第一学習社の「精選言語文化」しか確認できなかった。授業記録とか指導案をネットで探したが見つからなかった。もっと探してみるつもり。

日の目を見る可能性はあまりないのだが、自分なりに私案をつくってみた。きぬ子の机の上におかれた空き缶の存在感とくらべたら、あまりにもラフな「机上の空論」ぽい。

学習者に長崎原爆についての理解が下敷きにあれば、「きぬ子の空き缶」の場面だけを取り立てた授業も可能だと思う。

DVD 「ホームレスと出会う子どもたち」2026/02/21 08:53

生徒達に授業で動画を見せることがあるが、見せっぱなしにならないように、ワークシートを必ず準備する。50分の授業なら動画視聴するのはせいぜい30分。このDVDは本編約30分である。

できれば、グループワークで感想を共有、グループで出た意見を全体で共有する時間をとりたい。それも難しいときは、ワークシートを回収し、コメントの全体や抜粋をワープロで打ち直して、全体に配布するなど、なんらかの形でシェアリングする。

生徒が見落としている視点がどうしてもある。動画はどんどん流れていく。立ち止まって考えることが必要。世の中も「動画」のように流れては視界から消えていく。立ち止まって、さまざまな視点から見直さないと…。

父の戦争─部隊誌を読む2026/02/21 16:53

家族や親族が出征して復員していたとしても、また戦死していたとしても、実際にどのような戦場にいたのか、どのような作戦に参加していたのかまで知ることはなかなか難しい。私の場合は、今回このような部隊誌の存在によって、そのおおよそをたどることができた。

自分の頭の中に刷り込まれていた「日本軍」そのままではないところもあったし、「イメージ」としての戦争の解像度が上がるのも感じた。

軍隊といえども、そのリーダーの資質によって違った面もあっただろう。そして、とはいえ軍隊とは、戦争とは本質的にこういうものだとも言えてしまう。そのへんのことは別の機会に掘り下げてみたい。

父の戦争─部隊誌を読む22026/02/27 17:33

「特攻隊」という文字が戦歿者名簿にも、また戦場の手記の中にも何度も登場するのだ。「特攻隊」といえば航空特攻を直ちに思い浮かべるのだが、同時期陸軍歩兵部隊においても、「特攻」という作戦が一般的に行われていたことが分かった。

考えてみれば、それは当然のことでもあるのだが、戦後80年の今日、「特攻隊」=「航空特攻隊」のようにとらえられているのは何故だろうか。

内地から出撃した航空特攻隊は、写真などの映像や遺書をのこし、後にドラマ化され、崇高な自己犠牲ブランド化されやすいのではないか。そのこと自体がすでに、戦争美化に私たちがとりこまれているということに警戒するべきだ。