国旗損壊罪=国政に異をとなえる罪 ― 2026/06/27 11:21

実際に公然と国旗を損壊した人なんているのか?という立法事実を問われ、提案議員は4例ある(少な!)と答弁した。どれも器物損壊罪で逮捕されている。その1人沖繩国体ソフトボール開会式で日の丸を下ろし、100円ライターで火をつけたSさんの裁判記録「沖繩旗めいわく裁判記」(下嶋哲朗・社会評論社)を読んだ。Sさんは器物損壊罪だけではなく、建造物侵入罪、威力業務妨害罪の三件で25日も拘留された。裁判では懲役1年執行猶予3年の有罪判決を受けている。損壊された「日の丸」は3100円。誰でも自由に出入りできる競技場。その中にあるスコアボードに登ったのが建造物侵入罪。スコアボードは建造物、その上に登ったのは侵入だとされた。威力業務妨害罪は、試合開始が15分遅れたが、それはソフトボール協会長が「日の丸を掲げなければ試合を開始しない」と言ったからであり、業務を妨害したのはソフトボール協会長だった。国政に異をとなえたことで、存在しない「国旗侮辱罪」「国家反逆罪」で弾圧されたのだ。